借金があることを母に話したことで救われた話

借金

はい!人生立て直し中ガネーシャです!

今回は、ぼくが借金の重さに耐えられず母親に全て話したことについて話します。

「借金を誰かに打ち明ける」って、めちゃくちゃ怖いんですよ。特にぼくみたいに内容が内容だと余計に。

でもあの時、母さんに話していなかったら、ぼくは今ごろ自己破産して、もっと悲惨なことになっていたと思います。

借金で苦しんでいるあなたに、少しでも「相談してみようかな」と思ってもらえたら嬉しいです。

まず、ぼくの借金の全貌をさらします

経緯をざっくり言うと、恋愛コンサルに入り、さらにセクテクコンサル(セックステクニックコンサル)に入り、合計300万クレカと消費者金融で多重債務させられて生活が半端なく苦しくなった、という流れです。

恋愛コンサルは100万で講師本人が丁寧に教えてくれて、ぼくの人生を本当に変えてくれました。ここは感謝してます。

問題はセクテクコンサル。こっちは講師本人とは一度も話せず、担当者に200万吸い取られた挙句、音信不通で飛ばれました。完全に詐欺でした。

この辺の詳しい話は前回の記事に書いてるので、そちらを読んでみてください。

で、借りていた金融機関と金額がこちら。

  • 楽天ゴールドカード   60万
  • 楽天銀行スーパーローン 40万
  • セゾンゴールドカード  110万
  • エポスカード      50万
  • アイフル        50万

合わせてざっと300万。全部セクテクコンサルの担当者に「作れ」と言われて新しく作ったカードです。

いやあ、こうして並べるとゾッとしますね。23歳がこれ全部抱えてたんですから。

さらにエグいのが、セゾンカードのキャッシングとリボ払い、アイフルと楽天スーパーローンは利息が高すぎて全然元金が減らないという状況。毎月払ってるのに借金が減ってる実感がない。これが精神的に一番きつかった。

分割払いのものはまだ先が見えてたんですけど、まあ長い。果てしなく長い。

リボ払い(正式名称リボルビング払い)ってご存知ですか?クレジットカードの利用金額に関わらず、毎月一定額ずつ返済していく支払い方法です。一見「月々の支払いが少なくて楽じゃん」と思うんですけど、これが罠。金利を敵に回したらとんでもなく厄介です。リボについてはまた別の記事で詳しく書きます。

2025年の終わり、実家で母さんにぽろっと言ってしまった

母さんに相談したのが2025年の終わりらへん。借金が始まってからちょうど1年くらい経った時でした。

実家に帰省して、みんなでご飯を食べた後、ゆったりしてた時間。

計画的に「今日言おう」と決めてたわけじゃないです。辛くて辛くて、我慢の限界だったんだと思います。気づいたらぽろっと出てました。

ガネ「母さん、、俺借金があるんだよね」

母「うそ、、なんぼあるん」

ガネ「まあ大したことないんじゃけど、月10万くらい払よるんよね」

母「えそれはまずいんじゃないん?」

ガネ「確かにきついけどなんとかなっとる感じ。ちょっと相談しようと思ってさ」

本当に辛すぎて、誰かに聞いてもらわないとやってられないほど追い詰められていたんだと思います。

ですが最初は全貌を明かしませんでした。

とにかく少しでもいいから話を聞いてほしかったのと、借金の中で一番きついアイフルをまずはそこだけでもどうにかしたいと思っていたんです。

アイフルの相談だけするつもりだった

ガネ「アイフルやってしもうたんよね」

母「これまたやばいのに手出したね」

ガネ「そうなんよ月1万3千円払わんといけんのに利息多すぎて全然減らんけんまいってしもうて」

母「なんぼ借りたん」

ガネ「50万」

母「ほんまバカじゃね、なんのためにそんなもん借りたん」

ガネ「自己投資よ」(半分ほんとで半分嘘)

母「それ役に立っとん」

ガネ「いや、、半分くらい騙されとるかも」

母「どゆこと?」

ここでぼくの中で何かが決壊しました。もう隠しきれない。

「(もう言ってしまうか)えっとね、自己投資で結構な額払ったんじゃけどさ、全然教えてくれんのんよ。おまけにさアイフルとかクレカめっちゃやらされてちょっと月の支払いがきつくて貯金もできんのよね。で、まずアイフルどうにかしたいと思って残りの額いまある貯金で全部支払うのありかね?」

超早口でした。自分でも何言ってるかわからないくらい。

母「待て待て落ち着いて話しんさい」

結局そこから深夜まで、どういう状況なのか母さんに全部話すことになりました。

ただし、なんのコンサルかだけは言えませんでした。恋愛コンサル、セクテクコンサル。流石に恥ずかしすぎて母さんには話せません。「自己投資に失敗して騙された」とだけ伝えました。

母さんの結論は明確でした。貯金切り崩してアイフルだけ終わらせるのは賢くない。これはかなりまずい状況。一旦状況を全てまとめてみなさい。

母さんは怒らなかった

ここが一番伝えたいところです。

母さんは怒らなかったです。

半年前くらいに離婚していて、妹と二人で暮らしている状況。シングルマザーとして生活も大変なはずなのに、ぼくの話を一生懸命聞いてくれました。

呆れてはいましたけどね。そりゃそうです。23歳の息子が「借金300万あるんだけど」って言ってきたら呆れますよ普通。

でも怒鳴られなかったです。「なんでそんなことしたの!」って責められるかと思いました。ただ黙って、全部聞いてくれました。

初めて人にこのことを話して、味方がいてくれたことに安心して、少しだけ不安が解消されました。

1年間ずっと一人で抱え込んでたものが、ほんの少しだけ軽くなった瞬間でした。

そこから全ては母さんのアドバイスで動き始めた

母さんに言われるがまま、ぼくは動き始めました。正直、もうぼくの頭では何をどうすればいいかわからない状態だったので、言われたことを全部やっただけです。

①市の消費者センターに相談しにいく

会社の上司に了解をとって、速攻で中抜けして市役所に行きました。

消費者センターでは、商品購入や契約トラブル、ぼくみたいな借金問題について相談できます。借金の経緯、どのくらい借りているか、包み隠さず全部話しました。

市役所の方も一生懸命聞いてくださいました。「自己破産を検討している」と伝えたら、「まずはやれることからやろう」と言ってくれたんです。

何点か引っかかる部分があるそうで、「セクテクコンサル、これ返金できるんじゃない?」という話になりました。

クーリングオフです。訪問販売や電話勧誘などの「不意打ち」的な契約について、契約書を受け取った日から一定期間であれば、理由を問わず無条件で契約を解除できる消費者保護の制度。

通常は契約書面を受け取った翌日から8日以内と決まっています。ぼくの場合は1年以上経ってました。

ですが、ぼくは口頭の約束だけで**正式な契約書を受け取っていなかった。この隙をつこうという作戦です。正式な法に則って反撃を開始しました。

うまくいけば100万以上返ってくるかも!そうすれば借金返済に希望が見えてくる!

そう思って消費者センターの方に問い合わせていただいたんですが、結果としては失敗しました。

相手はかなり巧妙で、消費者センターが問い合わせできないよう会社名を変えて逃げていました。ぼくを勧誘した担当者も連絡が取れなくなっていた。

計画的に逃げられてたわけです。こっちが正規の手続きで反撃しようとしたら、もう相手はいなかった。

②弁護士への相談

どうしようもないので、消費者センターの方に弁護士を紹介していただきました。1度だけ無料で30分間相談に乗ってもらえます。

弁護士が味方って、めちゃくちゃ心強い。ウキウキとドキドキしながら扉を開けました。

「しつれいします!」

コワモテのおじいちゃんが座っていました。何も言いません。ぼくが事前に書いた債務経緯と事情を洗いざらい書いた紙を、とんでもない剣幕で睨んでいます。

怖ああ。

そっとおじいちゃんの前に座ります。

5分?6分?手汗びっしょりになりながら、永遠に感じられるような沈黙を待ちました。

ついにキッ!とこちらを向き、優しい声で「お話を聞かせてもらっていい?」と言いました。

いやギャップありすぎだろ。

ぼくの口からも全て話しました。弁護士の提案は2つ。

「セクテクコンサルは明らかに詐欺。警察に被害届を出しなさい」

「君はまだ若い。人生やり直せる。自己破産して綺麗になりましょう」

結局自己破産か。覚悟はしていたけど、いざ「しましょう」と言われると不安で仕方ありませんでした。

③被害届を出す

速攻で警察に行きました。でも正直に言います。ぼくの場合、ここではほとんど進展しませんでした。

犯罪に遭ったら警察に通報する。それは当たり前のことです。ですが現実は厳しかった。

契約書がない。相手の会社名もわからない。すでに1年以上が経っている。

ぼくには不利すぎる条件でした。看板(コンサルの名前)だけを頼りに調査するからいつまでかかるかわからない。返金される可能性も極めて低い。

おまけに平日の日中に何度も警察署に呼び出される。仕事を中抜けして通うのが限界で、結果として諦めました。

ぼくを騙した担当者Tには今でも思い出すだけで怒りが湧いてきます。

支払いの瞬間まで一生懸命サポートするフリをして、金を払ったらエスケープ。その人の人生がめちゃくちゃになってるのをわかっていながら。

あえて言いましょう。奴らはクソです。

でもぼくは行動しました。母さんに進捗状況を逐次伝えながら、やれるだけのことはやった。結果として一円も返ってくることはなかったけど、行動したことに後悔はありません。

それでも母さんに相談してよかった理由

消費者センターもダメ。警察もダメ。返金もゼロ。自己破産するしかない。

普通に考えたら絶望的な状況です。

でもぼくは、死にそうになる前に母さんに相談してよかったと心から思っています。

その理由は、最終的に自己破産せずに済んだからです。

母さんが差し出してくれた300万円

母さん自身のスタンスは「援助はしない。自分で責任を取りなさい」でした。

これには異論はありません。ぼくの甘さと無知のせいで作った借金なんだから、自分で責任を取るのは当然です。自己破産も覚悟していました。

でも、ここで思いもよらない展開が起きました。

ある日、母さんからこう言われたんです。

母「そういやあんたの結婚費用のために300万貯めておいた口座が、あんた名義であったわ」

ガネ「えまじで?」

母「自己破産したらこれ全部取られるわ」

ガネ「そうなるね、ということは?」

母「これで全額返済しんさい」

ガネ「ありがとうございます!」

自己破産のデメリットの一つに「財産の差し押さえ」があります。20万円を超える高価な財産は処分されて、債権者への返済に充てられる。

この結婚資金300万はぼくの名義の口座に入っていました。つまり自己破産したら、差し押さえの対象になってしまう。

母さんは本来、このお金をぼくには使わせないつもりでした。ぼくのバカな失敗の尻拭いに使うお金じゃない。結婚するときのための、大切な大切なお金。

家計が苦しい時でも、離婚して大変な時でも、どんな時でもこのお金には手をつけずに貯めておいてくれていたのに。

泣く泣くこのお金を使わざるを得なくなりました。

こんなバカなことをしたぼくの尻拭いのために、ほぼ全額引き下ろして完済に充ててくださいました。

残額は270万。利息のせいで全然減っていませんでしたが、それでも一括で完済。

返済翌日。

返済日は疲労で爆睡しましたが翌日

嗚呼、空ってこんなに青かったっけ?

これからはあれもできる、これもできる、なんでもできるぜ!

そんな感覚が全身に広がりました。毎日灰色だった世界に、ようやく色が戻ってきた感じです。

今のぼくと、これからのこと

今はぼくが借りた300万を、母さんに毎月3万ずつ返しています。

利息はありません。催促もありません。でもこれは「借金がなくなった」わけじゃない。相手が金融機関から母さんに変わっただけです。

ただ、精神的には全然違います。「もう終わりだ」というあの絶望感からは解放されました。

正直に言うと、実はまだ70万ほど別の残債がひっそり残ってます。母さんには言えてません。これも自分でなんとかします。

もっと親孝行しようと思いました。とりあえず次回のワールドカップに母さんを連れて行けるよう頑張ります。

借金で悩んでいるあなたへ

全て母さんのおかげですが、あの時一人で抱え込まず母さんに悩みを打ち明けて本当によかったと思います。

借金しているときは毎日がお金のことで悩まされて、何をやっても楽しめません。それはぼくが1年間嫌というほど体験しました。

この経験を通じて気づいたのは、お金の失敗は「お金の知識のなさ」だけが原因じゃないということ。欲望、判断力の欠如、コンプレックス、承認欲求、そして簡単に人を信用してしまうこと。これらが全部重なって、ぼくは300万の借金を作りました。

そしてこれらの弱さを悪用する人間が、この世にはたくさんいます。

もし今、借金で悩んでいるなら、信頼できる人に頼ってください。

恥ずかしくても、情けなくても、その一言が未来を変えるかもしれません。ぼくは母さんに泣きついたおかげで、自己破産せずに済みました。あの一言がなかったら今のぼくはいません。

なんならぼくに相談してください!一人で悩むより誰かに聞いてもらえれば一旦心がスッキリしますよ。

ぼくも人生立て直し中です。いっしょに明るい未来に向かって頑張りましょう!

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ガネーシャ

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